COLUMN

帰属意識を高める取り組み。客先や派遣先で働く社員が多い会社の場合

結論: 会う日を増やすより、話せる日を増やす

客先で働く社員の帰属意識が下がるいちばんの理由は、自社の人と話す回数が少ないことだと私たちは考えています。帰社日や面談は大切ですが、月に 1 回や四半期に 1 回では回数が足りません。毎日ほんの少しでも自社の人と言葉を交わせる状態をつくるほうが、効き目が続きます。

帰属意識が下がりやすい理由

客先や派遣先で働く社員からは、次のような声がよく聞かれます。

どれも、自社の人との接点が少ないことから生まれています。給与や制度に不満がなくても、毎日の話し相手が他社の人だけだと、自分がどこの会社の人間なのかを感じにくくなります。

よくある取り組みと、その得意・不得意

取り組み 得意なこと 足りないところ
帰社日 顔を合わせて話せる。会社の方針を直接伝えられる 月に 1 回ほどになりがちで、その間が空く。業務後の参加は負担にもなる
定期面談 一人ひとりの悩みを聞ける 上長の時間をとるので回数を増やしにくい。用件のある話になりやすい
社内チャット いつでも連絡できる。記録が残る 文字で、しかも全員に見える場所に書くので、ちょっとした相談や雑談は出にくい
懇親会・社内イベント 部署をこえて知り合える 年に数回で、日々の接点にはならない

どれも必要な取り組みです。ただ、共通して足りないのは「毎日」と「用件がなくても話せる」の 2 つです。

日々の接点を増やす 3 つの方法

1. 毎日、自社の人が集まる場所を用意する

始業のときや昼休みに、自社の人が集まっている場所があれば、そこに顔を出すだけで一日に一度は自社の人と会えます。大事なのは、会議の予定を入れるのではなく、行けば誰かがいる状態にしておくことです。

2. 用件がなくても声をかけられるようにする

チャットに書くほどではない話や、ちょっとした相談は、相手が近くにいて、今話せるかが分かるときに生まれます。誰が今いて、話しかけてよさそうかが分かる仕組みがあると、声をかける心理的な負担が下がります。

3. 上長から声をかけるきっかけをつくる

客先で働く社員は、自分から本社に連絡するのをためらいがちです。上長が「今、ちょっといい?」と軽く声をかけられる場面を増やすと、相談が早く上がってくるようになります。

始めるときに気をつけたいこと

Chocotalk の場合

Chocotalk は、ブラウザの中の仮想オフィスです。客先や派遣先、自宅、別の拠点で働く社員が、毎日、自社のオフィスに集まれます。誰が席にいるかがひと目で分かり、相手の席まで歩いて声をかけられます。音声は録音しません。最初の 1 か月は無料で試せます。